フランスADSL事情

フランスでADSLによるインターネット接続がポピュラーになってきたのは、ついこの1年くらいの間のように思う。我が家では、 フランスでADSLのサービスが始まった2001年の初めに一足先に導入したが、それでも当時最速だった512Kbpsである。日本でその頃の主流と言えば2Mbpsだったように記憶するが、それと比べるとかなり遅い。それでも常時接続はとても魅力だった。その後日本では8~24Mbpsのサービスも始まり、 更に光ファイバーにより100Mbpsというのが始まった時には、あまりの格差にショックを受けたものだ。
ところがフランスはと言うと、速くなるどころか128Kbpsという低速のサービスも存在する。去年、アキテーヌ地方(ボルドー・ワインで有名な)の一部で光ファイバー導入! の記事を読んだ時には、羨ましい限りだったが、その後どうなったのかまるで話題にも上らないところを見ると、企画倒れに終わってしまったのかも知れない。それが去年の暮れ頃からやっと1Mbpsのサービスが始まり、我が家は早速こっちに乗り換えたが、今年に入って2Mbpsのサービスもチラホラ見かけるようになり、ちょっと早まったかな?と思わなくもない。

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