ヴァル・ド・グラース教会

ヴァル・ド・グラース教会今日の午後は、サン・ジェルマン地区にあるヴァル・ド・グラース教会へ行きました。
この教会と同じ敷地内にあるヴァル・ド・グラース病院で、ピエール神父は最期の時を迎えました。教会からも見える中庭をもしかしたら神父も目にする事があったのだろうかと、ふと思いを巡らしましたが、様態が悪化してからの最後の一週間だったので実際には分かりませんね。
現在この教会では、5月11日迄の予定でジョットの「フランソワ、輝かしい謙虚さ」と題されたエクスポを開催しています。これは、ジョット・ディ・ボンドーネ(1266~1337年)がアッシジの聖フランチェスコ聖堂内に描いたフレスコ画の複製を展示したものです。壁画ですから当然と言えばそれまでですが、たとえ複製とは言え説明付きでこうやって目のあたりにしてしまうと、いつかアッシジに本物を見に行きたくなってしまいますね(^^)

カヴァイエ・コル作のオルガンまた、ここには歴史建造物にも指定されているカヴァイエ・コル作によるオルガンがあります。リヨンでフランクのCDを録音した時に使用したものと同じ作者による古いオルガンですが、一体どんな音が出るのだろうかとても興味があります。でも、次の演奏会は5月2、3日だそうなので、今回の滞在中には残念ながら聴けまません(;_:

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