乾燥トマトのオイル漬け

材料昨日は久し振りに休みだったので、先日買った乾燥トマトを使って、オリーブ・オイル漬けを作りました。
今やイタリア料理には欠かせないトマトですが、1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見してから、他の野菜とともにヨーロッパに伝わったそうです。イタリア語でトマトは「ポモドーロ」 Pomodoro (金のリンゴ)と言いますが、当時は黄色っぽくて丸いトマトが多かったからだとか。
現在では1年中を通して手に入りますが、つい百年程前まではその季節にしか食べられない貴重な食材だったので、乾燥させて保存食としたのは画期的だったかも知れません。

今回のレシピは、最も一般的なものですが、地方によってオリガノの代わりに、バジルやローリエを使うこともあります。そして基本的にどんな場合でも同じですが、乾燥トマトはぬるま湯に10分程浸して表面の汚れを落とした後、ペーパー・タオルでよく水気を取ります。
容器には先ずオリーブ・オイルを薄く敷き、乾燥トマト→にんにく(スライス)→オリガノ→オリーブ・オイルの順に重ねていき、最後はオリーブ・オイルをひたひたに注ぎます。因みに乾燥トマト自体がかなり塩分を含んでいるので、塩はお好みでどうぞ。漬けてから大体2~3日で食べられるようになります。

出来上がったオイル漬けは、そのままアンティパストとして、サラダやチーズ等のお供に、また、ブルスケッタのワン・ポイントとしても使えます。勿論、トマトの味がしみ込んだオリーブ・オイルも、色々な料理の場面で利用出来るので無駄になりません!

Pomodori secchi sott'olio出来上がり~♪

カテゴリー: グルメ・クッキング タグ: パーマリンク